テナージュ(Tennâge)の活用事例
テナージュは、一般に販売される量産製品以外にも、照明器具や柱など様々な場所・用途で、天然木の風合いを感じさせる木目の装飾素材として活用されています。
箱根寄木細工シート:
箱根寄木細工とは、複数の天然木を組み合わせて、それぞれの木目や色合いの違いを利用して模様を描く、日本(箱根)の伝統工芸木工技術です。 箱根細工、寄せ木細工とも呼ばれ、200年以上の歴史があります。
箱根寄木細工のような大変デリケートな天然木素材でも、弊社の天然木自在シート「テナージュ」の技術で加工すれば柔軟なシート素材となり、インサート成形も可能で、様々な雑貨製品に応用できます。
【箱根寄木細工シートを使った雑貨製品】
テナージュとIMW工法の技術によって製造された、箱根寄木細工を使った雑貨製品に関する詳細は、下記ページでも紹介しています。
住宅リフォーム壁材:
住宅のリフォームの際に壁材として採用されました。 壁全面にヒノキを採用して日本らしさを演出するなど、テナージュを活用することで手軽に本木(ホンモク)を使った上質な空間を創り出せます。
木の織物による着物:
テナージュを緯(よこ)糸に使用した新しい織物「WOOD TEXTILE」を使って製作された着物が、パリ郊外にあるフランス外務省の迎賓館ラセルサンクルー城で開催された展覧会に展示されました(2015年10月28日)。 本物の天然木である美しい木目がそのまま着物になっている、まさに「着られる木」です。
【デザイナー】オロール・ティブー(Aurore Thibout)
この織物「WOOD TEXTILE」を使った着物を製作したデザイナーは、第21回イエール・ファッション・フェスティバルのグランプリや2013年度パリ市デザイン大賞などを受賞した新進気鋭のデザイナーです。 フランスで彼女が中心となり、WOOD TEXTILEの実用製品化を進めて行く予定です。 (Aurore Thibout ウェブサイト)
ペンダントライト:
天然木でありながら折り曲げられる柔軟さを持ち、しかも光を通すシートである点を活かせば、天然木ペンダントライトにすることもできます。 このペンダントライトは、専用ブランド「MUKU」としても展開していました。
東京大学新学舎の照明:
東京大学新学舎(情報理工学系研究科創造情報学専攻)のミーティングルームに、テナージュ(樹種は竹)を使った照明が採用されました。 薄くて光を通す木目シートだからこそ、このような照明にも活用できます。
スイートルームの照明:
アンダーズ東京のスイートルームを彩る照明として、テナージュを使った照明が採用されました。 このようなユニークなデザインも、柔軟性の高い木目シートだからこそ実現できます。
大阪帝国ホテル柱廻り:
大阪帝国ホテルの柱廻りにテナージュが採用されました。
テナージュ(Tennâge)の製品採用実績
テナージュは、天然木でありながら自在に加工可能なシートとして、ノートPC・携帯電話などのコンピュータ機器や照明器具など、様々な企業の量産製品にも素材として採用されています。 詳しくは、製品採用実績ページをご覧下さい。